「代理人運動のあり方プロジェクトの立ち上げ
代理人運動が東京で始まって40年、埼玉県では最初の越谷市民ネットワークが誕生してから30年がたちました。市民の力で議員を自分たちの代理人として議会に送り出し、議員の権限をみんなで活用することで、これまで多くの社会の問題を解決してきました。
しかし、運動が始まった3,40年前と比較すると、主に運動を担ってきた専業主婦がほとんどいなくなるなど、社会環境は変化し、代理人運動を維持していくことがきわめて困難になりつつあることは否定できません。世界でもまれな、主に女性が政治に主体的にかかわる代理人運動を絶やすのではなくむしろさらに発展させるためには、どのような改革が必要なのか、また運動の何を残すべきなのかをしっかりと議論することが必要な時期を迎えています。
そのような考え方に基づいて埼玉県市民ネットワークでは、9月に「代理人運動のあり方」プロジェクトを立ち上げ、月1回のペースで会議を開いて協議してきました。代理人運動について基本から学びつつ、様々な角度から長期的視点で検討しています。